はじめに
2021年2月、高齢の農家からの相談がきっかけで、私たちは行動を開始しました。収穫されない果実が地に落ち、藪が鳥獣の住処になっている様子を目の当たりにし、荒廃した農地が周辺に負担をかけている状況に心を痛めました。これをきっかけに、自然豊かなこの地を次世代にも維持できるよう、地道な草刈り管理から始めることを決意しました。
理由と目的
かつての里山は、薪を採る場所、山菜を集める場所として利用され、その結果自然と保護されていました。私たちは、現代においても「里山に来る理由」を提供することで、自然保護を実現しようと考えています。この「理由」があれば、里山は自然と守られると信じています。
私たちのフィールド
私たちの活動フィールドは多岐にわたります。果樹園、畑、竹林、雑木林を通じて、土地と対話しながらかつての景観を復活させ、現代に合わせた遊歩道の整備、子どもが自然の中で遊べる環境作り、さらにはインスタ映えするスポットの整備を目指しています。
里山からの恵み
竹林整備をはじめとする活動を通じて、仲間と共に夢を語り、理想を現実にすることが私たちの目標です。里山からの恵みを活用し、竹を使った遊歩道の階段設置や竹炭の製造を行い、果樹園やハーブ園の土壌を改良しています。
里山はフロンティア
私たちは、里山を新しい価値を生み出す挑戦の場と位置づけています。里山を軸にしたコミュニティを通じて、「里山資本主義」を実践し、地域のモデルケースを作り出すことを目指しています。
本当に欲しいもの
私たちは、「貨幣」を超えた価値の交換を目指しています。仲間、ぬくもり、癒し、交流、成長、達成、自己実現といった、心の奥底から本当に求めるものへのアクセスを大切にしています。
目指す社会
誰もが対等に恩恵を受けることができる社会の実現を目指しています。私たちの活動は、自然と人との共生、そして共に成長する社会を目指すものです。里山を通じて、新しい価値を生み出し、豊かな未来を創造していくことが私たちのビジョンです。
私たちのビジョン
私たちは、里山を通じて「誰もが恩恵を受ける社会」の構築を目指しています。この美しい自然環境での学びと活動を通じて、幸福度の高い社会を実現し、その価値を広く展開していきます。