
昨年から、「弘法山を愛する会」の活動に、「あわいのもり」のメンバーも助っ人にいってます。
秦野市内には、33の里山団体が加盟している「はだの里山保全再生活動等連絡協議会」があります。
加盟団体は半数以上は団体自体が高齢化して、消滅の危機にあります。
私たち、あわいのもりは、荒れた里山の再生活動を始めて間もないですが、
今まで里山を守ってきていた団体や人がいなくなってしまったら、
それは里山の再生活動からみたら大きな後退になってしまう。
だから、私達は、積極的に里山団体と交流や応援にいっています。
ただ、私達の里山での活動もあるし、私たちは本業も家庭も現役で、
応援にいく時間やエネルギーをやりくりするのは大変なこと。
率直に、「【草刈バイト】として、雇ってくれるなら、応援にいきます。」
と、話しています。

今回の【草刈バイト】で集めた助っ人は、10名。
草刈に慣れている、あわいのもりメンバーを中心に、他の里山団体の仲間、新規就農者に声をかけています。
「弘法山を愛する会」の80~60代の会員4名と、総勢14名で、約9,000㎡の山を半日で整えました。
お金はもらいますが、本当に安上がりだと思います。
私たちは、草刈や、山の仕事、農作業が好きで慣れているので、安全に作業するし、作業の速さも、
仕上がりも良いと自負しています。
好きなことをして、お金をもらって、生活できる。
そういう暮らしが最幸ですし、それぞれが、それぞれの好きなことで人の役にたち、暮らしていける社会が、
理想の社会ではないでしょうか。

でも、今の日本は、農業や林業、一次産業で生計を立てていくことがとても困難です。
新規就農者のうち10年農家を継続できる人は少ないと言われています。
ベンチャー企業の生存率を引き合いに出すのではなく、大事な「食」の生産者達です。
担い手不足の中、困難を承知で、志をもって立ち上がった人たちが、
現実の壁にぶち当たり、燃え尽きてしまう。
私達が行っていることは、単なる「里山の再生活動」にとどまらず、
よりよい社会をつくっていく、社会実験の実践です。
「結い」の精神で、里山団体間の助け合いや、生産者を買って支える、私達の自助努力だけでは限界があります。
志をもって立ち上がった人を孤軍奮闘させず、善意で社会を下支えしている人たちが燃え尽きてしまう前に、その炎を、その想いを、日本人らしい文化や、共助の伝統を、次の世代にも繋いでいかなければならないのです。
そのためには、社会構造、政治課題に踏み込んでいかなければ解決できないと、私は考えています。

政治に踏み込むといっても、することはシンプルです。
里山や農業の課題解決策は、既にあるのです。
「地道にコツコツする」
その、地道に継続するための、人と金が足りないだけなのです。
新たに人を呼ぶための「観光資源をつくる」といった
「ないものをつくりだす」わけでなく
効果が未知数だったり、解決策を模索中の施策ではないのです。
【「地道にコツコツする」継続するための人と金を確保する】その仕組みをつくる。
私達は、現場の肌感覚でわかっていますし、関係者との対話で、その仕組みはつくれると考えています。
私たちの活動への協力、支援が大きくなれば、より大きなこと、より根本からの改善ができると自負しています。
さらなるご支援をいただけますと幸いです。


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