里山で夢を実現できる

里山で夢を実現できる

ニホンミツバチを増やしています

ミツバチには、西洋ミツバチとニホンミツバチがいます。
ハチミツを目的とした養蜂には、たくさん蜜がとれる西洋ミツバチを扱うのが一般的です。
そのために、西洋ミツバチは輸入されました。

日本在来のニホンミツバチは、西洋ミツバチよりも小ぶりで、採れる蜜の量は西洋ミツバチの1/10~1/20くらいです。

西洋ミツバチの飼育は、最初にミツバチを購入して、飼育するのに対し
ニホンミツバチの場合は、野生のものをてなずけ、増やしていきます。
もともと野生なので、捕まえらえる保証はないし、気に入らいないとニホンミツバチは出ていきます。

そんな性質なので、ニホンミツバチは養蜂には向いていません。

しかし、里山の生物多様性には、在来の野草の授粉を助け次の世代を繋ぐ役目をする、在来のニホンミツバチの存在はとても大きいのです。
その大切なニホンミツバチは、日本各地で減少してます。
それには様々な要因があるようです。
農薬の散布。外来種の圧迫。気候変動。

確実に言えることは、在来野草の授粉を助けるニホンミツバチが減れば、在来野草は次世代を残せず、絶えてしまうのです。

私たち、里山再生の会あわいのもりでは、ニホンミツバチを取り巻く問題を重要にとらえています。

本来、自然は多様性に満ちており、カオスです。
在来種は、カオスの環境下で連綿と生き残ってきました。

ニホンミツバチ観察チャンネル(あわいのもりの巣箱です)
https://www.youtube.com/channel/UC86qp0SiG7DLqbh9XxPhnwQ

日本古来からの大事なものを護ることと、それを次世代に繋いでいくことと、多様性やカオスを受け入れること、これらは同義と捉えています。

里山での保全活動は、表に現れた活動に過ぎず、
人との関わりや、暮らし、社会の在り方も、多様性が確保されるべきと私たちは考えています。

我々の仲間も多様性に満ちています。

・「組織に属したくない」からと会員にならない人(でも、毎回大事な活動には参加してくれる)
・全国を旅していて、彼彼女のペースで、彗星のように訪問するリピーターさん
・活動日にとらわれず、自分の好きな時に来て、帰って、草むしりしてくれる会員さん

里山への関わり方もそれぞれのバックボーンも得意も違う
そんな多様性に満ちた仲間と一緒に私たちは活動しています。

私たちは、仲間を募集しています。あなたも仲間になりませんか。

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