たびたび雨で延期になっていますが、じっくりと腰をすえて、里山の再生に取り組んでいます。
里山整備には、草刈などもありますが、道の整備やがけ崩れ予防の土留めづくり、さらには水源の再生などにも、私たちは取り組んでいく計画です。
わたしたち「里山再生の会あわいのもり」は、先人達から預かった里山を、節度ある利活用と、持続可能な整備で、次世代につないでいくことを活動の柱にしています。
階段や道の整備は、里山を傷めないために必要な対策で、その階段の作り方も、その土地の地形、水や風の流れを読み、生物多様性に配慮した、自然に還る素材で、手入れのしやすい工夫がされた方法で行います。
そのために、里山整備の技術を外部講師を呼び、技術を身に着けたいと、定期的にワークショップを開催します。
私たちと一緒に、里山整備の技術を学びませんか。
今回はシガラづくりを行います。
シガラとは…樹の枝や落ち葉をつかい、斜面の水の流れをゆっくり浸透させ、様々な菌や微生物、植物の根っこを巡らせることで斜面の泥流れを防ぎつつ、安定させることができる造作です。
生き物の住処となり、生物多様性、本来のその土地に適した生態系に戻すことに寄与します。
現在はコンクリートですぐに固めてしまうことができるためほとんど行うことが無くなってしまいましたが、昔はいろんなところで行われていたやり方です。
このシガラを用いた階段や遊歩道を作っていきます。
道が延びていく喜びを、一緒に体験できる、とっても達成感のあるプロジェクトです。ぜひご一緒に。
★ワークショップ講師の牧篤生さん
牧篤生さん略歴
伊勢原出身
小田原在住
大地の自然治癒力を高めていけるようなお手入れをして、生き物や植物たちの居心地のよい環境づくりをしてます
自然栽培の梅のづくりや食べられる森づくりもしてます
牧さんは、生物多様性目線からの環境再生を行っている一般社団法人コモンフォレストジャパン理事の坂田昌子さんの様々な現場で経験を積んでいます。
自然や里山への造詣が深く、ワークショップ中にいろんなお話がきけると思います。
★わたしたちのワークショップ、活動の方針
ワークショップ終了後、毎回、軽く飲食を提供します。
お時間あれば、お付き合いください。
講師や参加した仲間と一緒に里山談義しましょう。
継続的に、牧さんの階段や道づくりのワークショップを行います。
「しがら」の材料(小枝や落ち葉)をみんなで集めておきましょう。
★参加費(ワークショップ後の飲食込)
あわいのもり会員 500円
一般の方 1,500円
当日、あわいのもりに入会も可能です。
募集人数 10名~20名程度
持ち物
飲み物、動きやすい服装(ヒルがいます)、軍手や道具はお貸しできますが、使い慣れた手ハンマー、ノコギリ、作業手袋など持参いただくと安心かと思います。
連絡先 「里山再生の会 あわいのもり」山口修平
info@awainomori.com
osyuhei3@gmail.com