秦野市の里山は環境省の「生物多様性保全上重要な里地里山」に指定されています
9/12 9時から秦野の里山保全団体「弘法山公園を愛する会」の定例活動に参加してきました。
弘法山公園を愛する会の定例活動は、弘法山公園のセラピーロード周辺9,000㎡の草刈が中心でした。
9,000㎡というのは野球場のグランド1つ分ということですが、傾斜地を人が刈払い機を振って草刈りする労力というのは大変なものです。
終わるまで続けるという方針なので、数年前は、参加者も多く1日で終わった作業が、今は60代半ばと70代半ばの男性2人で3日かけて草刈をしていました。
私たち、あわいのもりからは2人参加して、お手伝いしてきました。
里山保全団体の高齢化は深刻で、団体消滅危機です。
秦野の観光名所である弘法山公園周辺の美観を守っている団体が消滅したとしたら、、、、
造園業者に草刈業務を委託したとしたら、予算が跳ね上がる
誰もやらないなら、弘法山公園の美観、秦野を代表する観光資源が損なわれる
観光資源の劣化はボディーブローのようにじわじわときいてきます。
里山保全団体の活動は、重要な公共の役割を担っていると思っています。
秦野市の里山は環境省の「生物多様性保全上重要な里地里山」に指定されています。
これは凄いことなのです。
https://www.env.go.jp/nature/satoyama/jyuuyousatoyama.html
それもあって、他市に比べ、里山保全団体への補助金制度や、ボランティア養成講座の開講など、充実している面はあります。しかし、それでも、足りません。
失われてからだと大変です。
秦野の魅力である山。
それを持続可能な形で維持する仕組みの一つ。それが里山保全団体です。
もっと、保全活動に人が集まる施策を!
そんな話を、作業の合間に語りました。具体的な提言内容については、別の機会で語ります。
作業後は木里館でジンギスカン定食のご馳走になりました。
美味しかったです。いつもありがとうございます。
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