秦野市森林組合の職員や、先輩里山保全団体が講師になり、林の手入れの座学やチェンソーなどの道具の使い方、身体の使い方などを現地で教わる通年講座があります。
学びが多かったです。
一度、人が手を入れた森。
自然林を伐採して、薪の燃料とするクヌギ等を植えた薪炭林や、杉や檜を植林した針葉樹林、景観や暮らしのために山桜や紅葉、竹や果樹など植えた森は、100年前であろうが、500年前であろうが、人が手を入れた段階で、自然林でなくなってしまっています。
森林の多い秦野市内でも、天然林は2割以下だそうです。
人工林を放置したら、ただ荒れていくだけで、自然林には戻りません。
それは、一度建てた家屋を放置しても、木材に戻らないのと同じです。
家を手入れするのと同じように、里山も手入れし続けて行かなければならないのです。
大鎌を使って、草刈りの実践。
右から左に水平斬りをして身体を旋回させる際に、左脚を同時に下げないと、鎌で自分の脚を傷づける危険性があります。
身体の体幹を意識して、道具の重心も利用して、身体を使うことで、疲れにくく長時間動く訓練にもなります。
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